白石麻衣、乃木坂ドキュメンタリー初日に号泣
乃木坂46の白石麻衣が10日、都内で行われたドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46』の初日舞台あいさつに出席した。白石はメンバーの家族にまでカメラが向けられた本作に登場する自身の母について話す中、突然感極まって涙を見せると「(お母さんに)ちょっとでも親孝行できたかな」とコメント。「これからも家族や友達のために、応援してくれているファンの方のためにあらためて頑張らないといけないなって思いました」と笑顔を見せた。
乃木坂にとって初のドキュメンタリー映画で「泣けたシーン」を問われた白石。自身の母が代々木での公演に招待されたシーンを挙げると、「わたしはめったに親をライブとかに呼ばないんですよ。そこで『来たい』って言っている母に『じゃあ席を用意するね』って言って、それを(母が)『すごいうれしかった』って話しているのを聞いて……」と話すと、突然の涙。
白石は「武道館でも前にやらせてもらったんですけど、そのときも母を呼ばなくて。でも母が自らチケットを取って来てくれていたらしくて、そういうのを聞くと、余計に……」とさめざめ。メンバーに「頑張れ!」と励まされると「ダメなんですよ、わたしこういうの……」とさらに大粒の涙で、「どうしよう、もうぼろぼろです」と苦笑いした。
「わたしは親にめったに連絡しないんです。あまり迷惑かけたくないから。お母さんも気をつかって連絡をしてこないし、わたしからもしない。悩みとかあっても全然したことがないんです。だからお母さんがライブを見て『いろいろよかったよ』と言ってくれているのを見ると、ちょっとでも親孝行できたかなって」とにっこり。話し終えると会場から拍手喝采を受けていた。
この日は白石のほか、西野七瀬、生田絵梨花、橋本奈々未、生駒里奈、若月佑美、秋元真夏、桜井玲香、深川麻衣、高山一実、松村沙友理、星野みなみと丸山健志監督も登壇。オープニングではメンバーによる本作の主題歌「悲しみの忘れ方」の初生披露も行われた。 (取材・文:名鹿祥史)
映画『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46』は公開中