小泉孝太郎、結婚宣言！目標は2020年東京オリンピック
俳優の小泉孝太郎が10日、都内で行われた「連続ドラマW 死の臓器」完成披露試写会に、豊原功補、小西真奈美、武田鉄矢、佐藤祐市監督と共に出席した。この日37歳の誕生日を迎えた小泉は、東京オリンピックが開催される2020年までには結婚することを宣言し、会場を沸かせた。
麻野涼の同名小説をドラマ化した本作は、臓器移植をテーマに、大病院と製薬会社の暗躍や現代医療の倫理をリアルに描き、人命の在り方を問う社会派医療サスペンス。腎臓が摘出された女性の遺体の発見と、ある医師にかけられた臓器移植手術による人体実験容疑という二つの事件の接点が見えたとき、それらは臓器売買疑惑へと発展していく……。
WOWOWドラマ初出演で初主演の小泉は、「10年以上前から、いつか自分もWOWOWの世界に入れる役者になりたいと思っていました。その夢がかなって本当に幸せです」と感無量の様子。劇中、臓器売買の闇を追うジャーナリスト・沼崎恭太を演じる小泉は、初共演となる臓器売買疑惑をかけられる医師役の武田や、事件の真相を探るため沼崎と協力関係をもつ刑事役の豊原との共演シーンについて、「しびれました。武田さんや豊原さんと対峙（たいじ）するシーンはものすごくハードボイルド。大きな刺激をいただきました」と感謝を述べた。
すると武田も小泉との共演を楽しみにしていたようで、「幸せなひと時でした」としみじみ。「来たところが違いますからね。普通のおうちじゃない……。タバコ屋のせがれが東京に憧れて出てきて、フォークシンガーから俳優になったのはとは違う」と父親が元総理大臣である小泉と自身を比べて自虐交じりの理由を明かし、笑いを誘った。
その後、小泉の37歳の誕生日をサプライズで祝うケーキが運ばれると、小泉は照れながらも「37歳になりました。ありがとうございます」と満面の笑み。勢いよくローソクの火を吹き消すと、小西から「あ～ん」でケーキを一口食べさせてもらいデレデレ。「おいしいです。こういうの披露宴で見ますね」と話す小泉は、「37歳独身、東京オリンピックまでには結婚したいと思います」と宣言し、会場から盛大な応援の拍手を受けた。（取材・文：鶴見菜美子）
WOWOWの日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 死の臓器」は7月12日より放送（夜10時～、全5話、第1話無料放送）