宮崎あおい、大泉洋と北海道トークで意気投合
映画『バケモノの子』の初日舞台あいさつが11日、都内で行われ、声優を務めた女優の宮崎あおいらが出席。夏にちなんで宮崎が「北海道が好き」と理想の夏休みプランについて語ると、隣に立っていた同地出身の大泉洋が興奮し「すごくうれしい」と反応するなど、二人は北海道トークで意気投合した。
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本作は『おおかみこどもの雨と雪』『サマーウォーズ』などの細田守監督が約3年ぶりに手掛けたアニメーション映画。人間界とバケモノ界が存在する世界を舞台に、孤独な少年・九太とバケモノ・熊徹の交流を描く。この日は、宮崎と大泉のほか、同じく声優を務めた役所広司、染谷将太、広瀬すず、そして細田監督も登壇した。
夏にちなんで理想の夏休みを聞かれた際、北海道好きを語った宮崎は「よく家族でレンタカーを借りて旅行して、ソフトクリームを食べたりするんですけど、それを夏にしたいと思います」と宣言。それをうれしそうに聞いていた大泉は、「ソフトクリームのすごくおいしいところを知っています。あとで教えます」と声を弾ませ、MCから「楽屋でやってください」と突っ込まれて笑いを誘った。
また、本作では主人公・九太の少年時代の声を演じ、男の子役に挑戦した宮崎は、「(アフレコ前に)自分で何パターンもセリフを携帯に録音したのを聞いて、男の子に聞こえるかとか、もうちょっとここを低くしたら聞こえるかなとか、初めてそういうことをやったりしました。やっぱり難しいですね」と苦労を述懐。
そんな宮崎に対し、細田監督は「いや、あおいさんは男の子とか女の子とかそういう事じゃなくて、あおいさんの表現する力みたいなものがすごく主人公なんですよね。負けない意思というか強さというか、どんな目に遭っても絶対に折れない感じが強くて」と魅力を語った。(中村好伸)
映画『バケモノの子』は公開中