米ラッパー、車にひかれ殺害される
先日、ラッパーの故トゥパック・シャクールさんによって結成されたアメリカのラップグループ、アウトロウズのメンバー、フセイン・フェイタルさん(本名ブルース・ワシントン・Jr)が38歳の若さで交通事故死したと報じられていたが、実際には殺害されていたことがわかった。
最初にフセインさんの死が明らかにされたのは、アウトロウズのFacebookページだった。同ページには、「神がまた1人の戦士を呼び戻した。兄弟フセイン・フェイタルよ、楽園で安らかに眠ってくれ。彼は交通事故で亡くなった。彼の家族と子供たちのために祈ってほしい」と投稿されている。
しかし実際には、フセインさんは殺害されていたことが明らかになった。TMZ.comによると、フセインさんは10日(現地時間)にジョージア州のゲインズビルで、ザネッタ・L・イアーバイが運転する車に乗っていたが、ザネッタに降ろされた後にひかれて死亡したという。ザネッタは酒気帯び運転と無謀な運転、第1級の危険運転致死罪で逮捕され、現在も拘留中とのこと。
アウトロウズは1996年のトゥパックさんの死後も活動を続けており、2011年にはスタジオアルバム「パーフェクト・タイミング」をリリースしていた。(澤田理沙、岸豊)