テレ東・狩野恵里アナ『弱虫ペダル』で声優初挑戦！

　テレビ東京の狩野恵里アナウンサーが『劇場版　弱虫ペダル』で声優に初挑戦することが明らかになった。17日、都内で公開アフレコ収録を行った狩野アナウンサーは、アフレコの出来栄えについて「『弱虫ペダル』が好きで気合を入れたということもあって、気持ちの面では95点。でも、アナウンサーとしてのクオリティーはどうだろうな。技量としては35点」と自己採点した。

　累計発行部数1,300万部を超える渡辺航の人気漫画初のオリジナル長編映画となる本作は、自転車ロードレースに全てを懸ける高校生たちの戦いとドラマを描いたアニメーション。総北高校自転車競技部に、例年インターハイの成績優秀チームが出場する「熊本火の国やまなみレース」への出場招待が届くところからはじまる物語で、狩野アナウンサーはレースの現地取材にやってきた在京テレビ局のアナウンサー役を務める。

　劇中の総北高校のユニフォームに身を包んだ狩野アナウンサーは、「フィットし過ぎていて裸みたい」と照れ笑い。初挑戦となったアフレコは思った以上に楽しめたそうで、「アニメのアフレコは、以前さまぁ～ずさんが『ムーミン』のアフレコをされていたときに、苦労話を延々聞かされていたこともあって少し不安だったのですが、いざ自分がやってみると、自分の仕事とかぶるところがたくさんあって、素直に楽しめました」とうれしそうな表情を見せた。

　さらに、原作の大ファンである狩野アナウンサーは、「小野田（坂道）さんや巻島（裕介）さんの人間性や、成長に憧れています。どのキャラクターも個性派ぞろいなんですけど、わたしは巻島さんが好き。好きすぎて台本に似顔絵を描いてしまったくらい。巻島さんが今後どうなっていくんだろうとか、自分の彼のことのように気になっちゃいます。それくらい好きなんです」と熱い思いを語った。

　声優業については「今回は1人での収録だったので次回は4人くらいでのアフレコの現場も見てみたい」と意欲をのぞかせ、「参加できることにただただ感激しました。台本に自分の名前が入っているのもうれしくて。弱虫ペダルという一番好きな漫画に参加できるのは光栄でした」と話していた。（取材・文：名鹿祥史）

『劇場版　弱虫ペダル』は8月28日より全国公開