ディカプリオ、自身の環境保護財団から約18億円を寄付!
レオナルド・ディカプリオ財団が現地時間14日、世界中の環境保護団体に1,500万ドル(約18億円・1ドル120円換算)を寄付することを発表した。
財団の公式サイトで、ディカプリオは「地球の環境破壊は、わたしたちが見過ごすことのできないほど速いペースで進んでいる。人類にとっての大きな課題に取り組む団体を支えられることをうれしく思う」とコメントしている。また、団体取締役のジャスティン・ウィンターズさんは、「わたしたちが支える団体は、地球資源を自由に利用しようとする産業に対抗している。海や森、原生地を守るための彼らの努力を手助けしたい」と財団の考えを明らかにした。
ディカプリオは、第87回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた『ヴィルンガ(原題) / Virunga』(2014)で製作総指揮を務めている。本作は、コンゴに生息するマウンテンゴリラの保護に尽力する団体を追ったNetflixのドキュメンタリー作品。ディカプリオは本作の製作に続いて、自身の製作会社アッピアン・ウェイにより、Netflixストリーミングサービス限定のノンフィクション番組の製作を手掛けている。Deadlineによると、同番組製作に際しディカプリオは、「環境保護を訴え掛けるドキュメンタリーを製作し、映画製作に社会貢献活動を取り入れたい」と自身の映画製作における目標を明らかにしていたとのこと。ディカプリオ財団は2010年から現在までに、70件以上の環境保護プロジェクトを40か国以上で手掛けている。(編集部・高橋典子)