ジョニー・デップ、降板したヒュー・ジャックマンに代わり「Glee」監督の新作映画に主演か
ジョニー・デップが、主演予定だったヒュー・ジャックマンに代わり、テレビドラマ「Glee」シリーズ監督の新作映画『コラテラル・ビューティー(原題) / Collateral Beauty』に出演する可能性があると、Deadlineなど複数のメディアが報じた。
本作は、惨事を経験したことでうつ病に陥った男が豹変(ひょうへん)していくさまを中心に描かれるという。ニューヨークの広告代理店で働くその男は、うつ病の打開策として同僚から突拍子もない計画を持ち掛けられる。計画はうまくいくのだが、思いも寄らなかった方向へ事態は展開していく。
脚本を手掛けるのは、『ラスベガスをぶっつぶせ』などのアラン・ローブ。製作会社パームスター・メディアは本作の脚本に225万ドル(約2億7,000万円・1ドル120円換算)支払ったという。ヒューの降板は、2017年公開予定の人気シリーズ『ウルヴァリン』第3弾の契約の都合によるものだとのこと。出演者には、『ドラゴン・タトゥーの女』で第84回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたルーニー・マーラや、『ガリバー旅行記』のジェイソン・シーゲルが決定している。
本作のメガホンを取るアルフォンソ・ゴメス=レホン監督は、『ミー・アンド・アール・アンド・ザ・ダイイング・ガール(原題) / Me and Earl and the Dying Girl』が、インディペンデント映画を対象としたサンダンス映画祭のドラマ(アメリカ国内)部門で今年の審査員大賞と観客賞をダブル受賞し、大注目の存在となっている。(編集部・高橋典子)