小島瑠璃子、ジブリ作品の製作秘話に感嘆!「いつかヒロインの声優を」
タレントの小島瑠璃子が19日、スペースFS汐留で行われた「ジブリがいっぱいCOLLECTION×文春ジブリ文庫サマーキャンペーン」を記念した映画『思い出のマーニー』特別上映会に、スタジオジブリ制作業務部取締役部長の野中晋輔氏と共に出席した。ジブリの大ファンという小島は、「ジブリの生き字引」と言われる野中氏から出された難問に全問正解し“公認ジブリファン”の称号を与えられると「おこがましい夢ですよ」と前置きしつつも「いつかジブリ作品のヒロインの声優にチャレンジできたら」と思いを語った。
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ジブリ作品との出会いは、小島の祖父母が経営していたペンションのスクリーンで観た『天空の城ラピュタ』。小島が生まれる前の作品だが、そこからジブリの作品にはまり熱中したという。小島が生まれた年に製作された『海がきこえる』や『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』など、とても楽しそうに次々とジブリ作品への思い出を語る。
そんな小島の夢は「いつかジブリ作品で声優を務めること」だという。しかし「わたしはゴリゴリのバラエティ班なので、演技をしたことがないんです」と「おこがましい夢」であることを強調していたが「夢は声に出したほうがいいと聞くので、こういう場で言ってみました」と恥ずかしそうに語っていた。
その後は“ジブリの生き字引”といわれる野中氏が登場し、小島が本当にジブリのファンであるかどうかを確認するという、ちょっと意地悪な企画を実施。「『パンダコパンダ』のミミ子のキャラ設定のモデルとなっているのはなにか?」などの問題を出された小島だったが、5問すべて正解し“公認ジブリファン”の称号を獲得し、ご満悦な表情を浮かべていた。
野中氏の解説では『かぐや姫の物語』の最初の30分の絵コンテを描くのに高畑勲監督が5年を費やしたことや、『パンダコパンダ』の企画が、日中国交正常化を記念して中国から贈られたパンダに着想を得たことなどの製作秘話が披露され、小島や会場のジブリファンは聞き入っていた。
「ジブリがいっぱいCOLLECTION×文春ジブリ文庫サマーキャンペーン」は、『思い出のマーニー』『セロ弾きのゴーシュ』などのブルーレイディスク・DVD購入者にプレミアムグッズ「文春ジブリ文庫:ジブリの教科書<特別編>」がプレゼントされるというもの。(磯部正和)
「ジブリがいっぱいCOLLECTION×文春ジブリ文庫サマーキャンペーン」は7月17日よりより開催中(プレミアムグッズが無くなり次第終了)