実写版『進撃の巨人』お披露目に4,000人が集結!艶やか水原希子も感激!
累計発行部数5,000万部を突破する諫山創の大ヒットコミックを実写化した映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』のジャパンプレミアが21日、都内で行われ、主人公・エレン役の三浦春馬、ヒロイン・ミカサ役の水原希子、アルミン役の本郷奏多、シキシマ役の長谷川博己のほか、三浦貴大、桜庭ななみ、ピエール瀧、石原さとみ、松尾諭、國村隼らキャスト陣とメガホンを取った樋口真嗣監督が出席した。
人を捕食する謎の巨人とそれに対抗する人類の戦いを2部作で描く本作。4メートルを超える「巨人」パネルを背にしたキャスト陣は、この日のイベントのために集まった、およそ4,000人のファンに驚きの表情。艶やかな黒のドレスに身を包んだ水原も、「こんなにたくさんの方に来ていただいて、うれしいです」と感激の表情を見せた。
本作で初のアクションに挑戦している水原は、巨人と戦うための装置「立体起動装置」を駆使するシーンの苦労を切々と吐露。「6メートルくらいのところから逆さづりにされて急降下して、その後も歩かなくていけないシーンがあったのですが、100パーセント周囲を信用してやらないといけない撮影で。『やるしかない』って毎日毎日、窮地に立たされていました」と語る。
長谷川もアクションには苦戦したようで、「僕が最初に立体起動で飛んだのですが、みんなが(自分を)ロープで持って、『いっせーの』で飛ぶんです。飛んだ途端、一瞬体が沈む感覚を味わって、もう死ぬんじゃないかと思って叫んでしまった」と苦笑い。三浦も、「寡黙な長谷川さんが20メートル上がって突然叫ぶので、こういう一面もあるんだ、仲良くなれそうだなって見ていました」と笑顔で撮影を振り返った。
三浦自身は、役づくりの参考にと樋口監督からわたされた映画に苦戦したと告白。『時計じかけのオレンジ』などを観るように言われたというが、「何回観ても『進撃の巨人』とマッチしていないような気がして、理解するのが大変でした」と明かし、会場の笑いを誘った。(取材・文:名鹿祥史)
前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は8月1日より全国東宝系にて公開