『007』悪の組織スペクターとボンドはつながっている!衝撃展開の最新映像!
ダニエル・クレイグが敏腕スパイ、ジェームズ・ボンドを演じる『007』シリーズ最新作『007 スペクター』から、迫力のアクションやボンドを支える仲間たちの活躍に加え、ボンドと悪の組織スペクターとのつながりを明示する、衝撃的な予告編が公開された。
映像は、上司M(レイフ・ファインズ)の反対を押し切ってメキシコへ向かったボンドが、同国の伝統的な祭典「死者の日」で戦いに巻き込まれる、アバンタイトル(オープニング)の映像からスタート。続いてQ(ベン・ウィショー)の解説と共に、最新鋭ボンドカーとなるアストンマーティンDB10の美しい車体が映し出される。
ボンドカーについて、「君のための特別な仕掛けもある」と告げるQに対してボンドは「もう一つ頼めるか? 俺を消してくれ」と一言。今回の敵となるスペクターが、執拗(しつよう)にボンドを追い詰め、彼の感情を大きく揺さぶる存在であることを感じさせる。
また、そのスペクターについて、「奴らと通じているのは誰だ?」と問い掛けるQに、ボンドが「俺だ」と衝撃的な答えを返すカットも。そしてついに、これまでシルエットのみで紹介されていた敵役オーバーハウザーを演じるクリストフ・ヴァルツが不敵な笑みを浮かべて登場。
「やぁジェームズ、ずっと私を探していたんだろう」というオーバーハウザーのセリフから、彼がボンドの過去に深く関わっていることが明らかに。さらに「私なんだよ、ジェームズ。君を苦しめ続けてきたのは」と語る姿は、本作がボンドが自ら封印していた過去と対峙(たいじ)する姿を描いた、シリーズにおいても重要な位置付けの作品になることを予感させる。
予告編には、シリーズ最年長ボンドガールとして話題を呼んだモニカ・ベルッチや、もうひとりのボンドガールであるフランスの演技派女優レア・セドゥの姿も。敵か味方か。美女たちとボンドの絡みにも期待が高まる。(編集部・入倉功一)
映画『007 スペクター』は12月4日より全国公開