『ジュラシック・ワールド』世界興収歴代3位に!
米ユニバーサルが現地時間22日、映画『ジュラシック・パーク』シリーズの14年ぶりとなる新作『ジュラシック・ワールド』の世界興行収入が21日夜までに15億2,200万ドル(約1,826億4,000万円)に達し、『アベンジャーズ』(2012)を抜いて歴代3位の大ヒット作になったと発表した。TheWrapなどが報じた。(1ドル120円計算)
現在、世界興収ランキング1位はジェームズ・キャメロン監督の『アバター』(2009)で興収27億8,000万ドル(約3,336億円)、2位は同じくキャメロン監督の『タイタニック』(1997)で興収21億8,000万ドル(約2,616億円)。これまで3位を守ってきたジョス・ウェドン監督の『アベンジャーズ』(2012)の興収は15億2,000ドル(約1,824億円)だった。
今年6月よりアメリカをはじめとした世界で公開されるや、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)を抜いて世界歴代オープニング興収の新記録を樹立するという偉業を成し遂げた『ジュラシック・ワールド』。依然として各国でヒットを続けているほか、来月5日には最後の公開地となる日本での上映も控えており、今後歴代2位の『タイタニック』にどれだけ迫り、さらには上回ることができるのかが注目されている。
『ジュラシック・ワールド』は、1993年に始まった『ジュラシック・パーク』シリーズの第4弾。ついにオープンした恐竜のテーマパークで遺伝子操作により作られたどう猛な新種の恐竜インドミナス・レックスが脱走し、人間を恐怖に陥れる。第1弾、第2弾でメガホンを取ったスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、新鋭コリン・トレヴォロウが監督を務めた。(編集部・市川遥)
映画『ジュラシック・ワールド』は8月5日より全国公開