マーベル二大ヒーローチーム『X-MEN』×『ファンタスティック・フォー』が夢の競演か?
人気シリーズ『X-MEN』の最新作『X-MEN:アポカリプス(原題) / X-Men: Apocalypse』でメガホンを取るブライアン・シンガー監督が、20世紀フォックスが手掛けるマーベルコミックス原作の『X-MEN』と『ファンタスティック・フォー』を組み合わせるクロスオーバー作品の可能性について、米 Yahoo Movies に語った。
『X-MEN』シリーズは、遺伝子の突然変異により超人的パワーを持つミュータントの活躍を描いた作品。一方の新作『ファンタスティック・フォー』は、ある事故によって特殊能力を得た4人の若者たちがヒーローチーム「ファンタスティック・フォー」として、地球を守る壮絶な戦いに挑むさまを描くアクション大作だ。
シンガー監督は、両作をクロスオーバーさせることについて尋ねられると、「二つの作品をクロスオーバーさせるという構想はある。どちらの映画も大勢のキャストから成るアンサンブル映画で、組み合わせやすいだろうから、自然なことだと思う」と語った。
しかし、それぞれ全米公開を『ファンタスティック・フォー』は8月7日(日本公開10月9日)、『X-MEN:アポカリプス(原題)』は2016年5月27日に控えているため、「これから公開される作品たちがどういう結果を出すか、まずはそれを見届ける必要があるね」と言い、具体的なアイデアなどについては明言を避けた。
『ファンタスティック・フォー』のメガホンを取ったのは『クロニクル』のジョシュ・トランク監督、4人のヒーローチームには『セッション』のマイルズ・テラー、『127時間』のケイト・マーラ、『クロニクル』のマイケル・B・ジョーダン、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベルが抜てきされている。
そして『X-MEN』シリーズの新作『X-MEN:アポカリプス(原題)』には、プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)、ビースト(ニコラス・ホルト)などおなじみの「X-MEN」メンバーに加え、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』で一躍名を知らしめたオスカー・アイザックが演じる悪役・アポカリプスが登場する。
今回のシンガー監督の発言を受けて、両作のクロスオーバー作品の実現に期待が高まるが、まずはそれぞれの新作が公開されるのを心待ちにするしかなさそうだ。(編集部・石神恵美子)