大スターとの共演続く注目株!『ターミネーター』ジェイ・コートニーが新カイル・リースを語る!
アーノルド・シュワルツェネッガー主演のSF映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』で、未来の戦士カイル・リースを演じたジェイ・コートニーが、本作で描かれるカイルの新たな魅力や、シュワルツェネッガーをはじめとするトップスターたちとの共演について語った。
カイルは、機械に支配された未来で人類を導くジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の右腕にして、ジョンの母親サラ・コナー(エミリア・クラーク)を守るため過去にやってくる抵抗軍の戦士。ジェームズ・キャメロン監督が手掛けた1作目ではマイケル・ビーンがこの役を務め、T-800型ターミネーター(シュワルツェネッガー)からサラを守ったが、『ジェニシス』では一転。過去に到着すると同時にT-1000型ターミネーター(イ・ビョンホン)に襲われ、何故か女戦士に成長したサラとT-800に助けられるという、予想外の事態に直面する。
1作目のサラと立場が完全に逆転する今回のカイルについてジェイは「ある意味、観客に近い物の見方をして、常に疑問を投げ掛ける存在なんだ」と分析。「この映画が素晴らしいのは、家族同士や、カイルとサラの愛という要素があること」と続け、T-800に育てられ、カイルと結ばれた未来を知るサラとの関係が重要だったと語る。「カイルはサラにどっぷりで恋に落ちたい。けれど彼女はその未来を知っていて、それを自分の選択だと全く感じていない。でも生き残るために、彼らは一緒になってジョンを誕生させなくてはいけない。自分の運命が決められていると知っている関係なんて、興味深いコンセプトだよね」。
そんなジェイは、シュワルツェネッガーをはじめ、ブルース・ウィリス(『ダイ・ハード/ラスト・デイ』)、トム・クルーズ(『アウトロー』)、ウィル・スミス(『スーサイド・スクワッド(原題) / Suicide Squad』)といったハリウッドを代表するスターたちと次々に共演するハリウッドきっての注目株。大スターたちに共通して学んだことは「大変な努力や献身なしにはキャリアを持つことはできない」ことだといい、「この仕事を続けながら常にトップにいるためにどうすればいいかを考えるのはとても難しいことなんだ。それを試す唯一の方法は、良い態度と労働倫理を持つこと。それは彼らスターたち全員に共通していることだね」と語った。
ちなみに、そんなジェイが一番好きな食事は日本料理。ロサンゼルス中のすし屋をチェックしていると豪語すると、「だから、いつか日本には行かなくちゃいけないよね!」と無邪気な笑顔を見せた。(編集部・入倉功一)
映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は全国公開中