もはや別人!『96時間』リーアム・ニーソンがげっそり…ただのおじいちゃんに
映画『96時間』シリーズなどで知られる俳優のリーアム・ニーソン(63)が、もはや別人のようにげっそりと痩せてしまった姿が話題になっている。
現地時間25日に、灰色のジャケットに青色のキャップといったラフな格好でニューヨークの街を歩いている姿が激写されたリーアム。写真では浮き上がった首の筋や、キャップからはみ出た白髪が見られ、なんともいえない哀愁を漂わせている。
あまりの変貌ぶりから病気などの体調面が心配されるが、Daily Mail Online にスポークスマンが語ったところによると、リーアムの健康状態に問題はないとのこと。また Mirror Online によると、出演しているマーティン・スコセッシ監督の新作(故・遠藤周作さんの小説「沈黙」を映画化した映画『サイレンス(原題) / Silence』)の撮影がちょうど終わったところで、9月から別の新作の撮影に入る予定だという。そのため、この激変ぶりにはどちらかの作品の役づくりによる影響もあるとみられる。
映画『シンドラーのリスト』(1993)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど重厚なドラマが演じられる俳優として活躍してきた一方で、『96時間』(2008)でアクション俳優としての道も切り開いたリーアム。60歳を超えた今も『ラン・オールナイト』(2015)など精力的にアクション作品への出演を続けているが、今年3月に、あと2年でアクション俳優は引退するかもしれないと The Guardian のインタビューで語っていた。リーアムがアクション作品で鍛えてきた筋肉をそぎ落としたような今回の姿は、アクションを引退しようという気持ちの表れなのかもしれない。(編集部・井本早紀)