ファン歓喜!ヒュー・ジャックマン最後のウルヴァリン、Twitterでリクエスト絶賛受付中
ヒュー・ジャックマンが、自身のTwitterでウルヴァリンの新ビジュアルを公開すると共に、最後のウルヴァリンに何をしてほしいかファンにリクエストを募っている。ヒューは、『X-MEN』シリーズの人気スピンオフ『ウルヴァリン』の第3弾でウルヴァリンことローガン役を降板すると発表し、ファンを驚かせていた。
ヒューは、#ONELASETIME(最後にもう一度)というハッシュタグが入ったウルヴァリンの新ビジュアルに「この爪をつけるのも最後。一体どんなことが起こればいいと思う? 50文字以下で教えて。できる限り読むよ」というコメントを添えて投稿。
そのツイートを受けて、多くのファンから著名人までがリクエストをツイートしており、盛り上がりをみせている。マーベルコミックス原作からのウルヴァリンファンは、原作通りに黄色のコスチュームを着てほしい、原作で有名なウルヴァリンVSハルクの戦いが観たいという意見が多かったほか、「X-MEN」の映画化権が20世紀フォックスにあるために実現が難しいとされている、マーベルスタジオの超大作『アベンジャーズ』に登場してほしいとの声も。
また、今月カリフォルニア州サンディエゴで開催された、コミックや映画に関するアメリカ最大のカルチャーイベント、コミコン・インターナショナルで、ヒューが「みんなに伝えたいのはたった三つのワード、オールド・マン・ローガンだ」と話したことで、『ウルヴァリン』第3弾は年老いたウルヴァリンを描いたコミックシリーズ「オールド・マン・ローガン」を基にするのではと憶測が広まっており、「R指定の『オールド・マン・ローガン』。これで決まり」などといったツイートも見受けられた。
さらには、「キュートな男の子にキスをして顔を赤らめるウルヴァリンが見たい」や「日常生活かな? それもいろいろ。夜休んでいるローガン。洗濯しているローガン。マシュマロをあぶっているローガン」といった妄想気味のリクエストで盛り上がるファンたち。
ヒューはアメリカ演劇界最高の栄誉であるトニー賞を受賞、『レ・ミゼラブル』でも持ち前の歌唱力を披露していたこともあって、ミュージカル仕立ての『ウルヴァリン』にしてほしいという声も多く、『レ・ミゼラブル』の曲をはじめとする、ヒューに歌ってほしい映画の曲名を上げるファンも続々。そして、鋭利な爪がチャームポイントのウルヴァリンと同じように、ティム・バートン監督の『シザーハンズ』で、ジョニー・デップが演じた両手がハサミの人造人間エドワードが庭の木を恐竜型に切っている写真に「ウルヴァリンがこれをするのを見たくない人なんているの? 本当に?」といったコメントをする映画ファンも。
さすが大人気のウルヴァリンは、ファンのみならず著名人からの要望も。テレビシリーズ「スター・トレック」のカーク船長で知られる俳優ウィリアム・シャトナーは「今までにかくことのできなかった、かゆいところをかけ!」とツイートしたり、プロレス団体「WWE」のテレビシリーズ「ロウ」で2011年にヒューがリングに登場し、アシストしたことで見事勝利に輝いたプロレスラーのザック・ライダーも「また僕とチームを組んでくれ!」とラブコールを送っていた。
ヒューのウルヴァリン姿が見納めとなる『ウルヴァリン』第3弾は、2017年全米公開予定。また、同作より先に公開される『X-MEN』シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス(原題) / X-Men: Apocalypse』(2016年5月27日全米公開予定)にヒューが出演するかどうかは明らかになっていない。(編集部・石神恵美子)