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愛を失い、見つけ、亡くす…橋口亮輔7年ぶりの新作“恋人たち”の姿が公開

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映画『恋人たち』より
映画『恋人たち』より - (C)松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ

 『渚のシンドバッド』(1995)、『ハッシュ!』(2001)などで知られる橋口亮輔監督の、『ぐるりのこと。』以来7年ぶりの新作となる長編映画『恋人たち』の特報が公開となり、心に傷を追った“恋人たち”の姿が映し出されている。

 本作の主人公は、通り魔殺人事件によって妻を失い橋梁(きょうりょう)点検の仕事をしながら裁判のため奔走する男アツシ(篠原篤)、そりが合わない姑と自分に関心を持たない夫との暮らしの中で1人の男に心が揺れ動く主婦・瞳子(成嶋瞳子)、ひそかに親友に思いを寄せる同性愛者でエリート弁護士の四ノ宮(池田良)。

 約40秒の特報映像には、その3人が「愛を亡くした者」「愛を見つけた者」「愛を失う者」として登場。悲壮感漂う映像からは想像できないが、心に傷を負った3人の絶望と再生が「笑い」を交えて、橋口監督ならではの繊細なタッチで描かれるという。終盤、首都高下の川にバシャバシャと入って行くアツシは一体、何をしようとしているのか? 彼が口にする「全部、ぶっ壊れている」とは何を示しているのか? 『ぐるりのこと。』に続いて音楽、主題歌を担当するシンガーソングライター・明星/Akeboshiが奏でる美しく切ないメロディーが、3人の不穏なムードを彩っている。(編集部・石井百合子)

映画『恋人たち』は2015年11月、テアトル新宿、テアトル梅田ほかで公開

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