「世にも奇妙な物語」ベストエピソード30発表!1位は松本潤主演「イマキヨさん」
「世にも奇妙な物語」が今年25周年を迎えたことを記念し、視聴者に「一番好きな奇妙作品」としてベストエピソードを公式サイトで募集。トップ30にランクインしたタイトルが発表され、嵐・松本潤主演の「イマキヨさん」がベスト1に選出された。
1位に輝いた松本潤主演「イマキヨさん」(2006年放送「世にも奇妙な物語~15周年の特別編~」より)は、恋人から別れ話をされ、意気消沈して帰宅した地方出身の大学生の部屋に、頭巾をかぶった見知らぬ男が上がり込んでおり……という現代版「座敷わらし」ともいえる物語だ。
2位は最新式のホームネットワークシステムが導入された単身者用の公団アパートに引っ越してきた青年(Kis-My-Ft2 玉森裕太)と、メイド服姿のMM-2020α(木村文乃)の共同生活が展開するSFファンタジー「ニートな彼とキュートな彼女」。3位はイケメン戦国武将として石田三成を妄想する女子高生(能年玲奈)の通学バス内でのフシギな体験が描かれる「空想少女」。いずれも、「世にも奇妙な物語'14春の特別編」で放送された作品だ。
4位から10位は KinKi Kids 堂本光一主演「昨日公園」(「世にも奇妙な物語~2006秋の特別編~」より)が4位、嵐・櫻井翔主演「才能玉」(「世にも奇妙な物語~2007春の特別編~」より)が5位、嵐・大野智主演「はじめの一歩」(2010年放送「世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 ~人気作家競演編~」より)が6位、SMAP・木村拓哉主演「BLACK ROOM」(2001年放送「世にも奇妙な物語 SMAPの特別編」より)が9位とジャニーズアイドルの主演エピソードが多数ランクイン。
そのほか、テレビドラマ「愛していると言ってくれ」「ビューティフルライフ ふたりでいた日々」などの人気脚本家・北川悦吏子が脚本を手掛けた草刈正雄主演「ズンドコベロンチョ」(1991年放送「世にも奇妙な物語」より)、イギリスの作家、脚本家、映画監督ジェームズ・クラベルの短編小説をベースにした賀来千香子主演「23分間の奇跡」(1991年放送「世にも奇妙な物語 冬の特別編」より)、殺人を犯した産業スパイ(織田裕二)がロッカーに逃げ込んだことから悲劇に見舞われる「ロッカー」(1990年放送「世にも奇妙な物語」より)、サブリミナル効果が仕掛けられた恐ろしいCMにまつわるサスペンス「サブリミナル」(1992年放送「世にも奇妙な物語 冬の特別編」より)など懐かしのタイトルも目立った。
総投票数は9万2,761件。上位30作品の中から5作品が選出され、今秋新たなキャストで制作、放送されるという。(編集部・石井百合子)