学生エディ・レッドメインのしぐさがチャーミング！『博士と彼女のセオリー』未公開シーンが公開
車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士と彼を支え続けた妻ジェーンの半生を描いたエディ・レッドメイン主演映画『博士と彼女のセオリー』から、未公開シーン「タイプするジェーン」が公開された。
天才物理学者として将来を期待されるスティーヴンはケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン（フェリシティ・ジョーンズ）と出会い恋に落ちるが、その直後にALS（筋萎縮性側索硬化症）を発症し、余命は2年だと言われてしまう……。今回公開されたのは、論文を書くのも困難になってきたスティーヴンを手伝うため、彼の居る寮へジェーンがタイプライターを抱えてやって来るシーンだ。
若き日のスティーヴンにふんしたエディのしぐさ一つ一つがとびきりチャーミングで、スティーヴンとジェーンの互いへの愛情と深い思いやりが伝わってくるこの名シーンについて、メガホンを取ったジェームズ・マーシュ監督も「映画にはテンポのよさが必要だ。それでやむなくカットした。後悔はないがやはりいいシーンだね」とエディとフェリシティの相性の良さを絶賛。徐々に体の自由を奪われていきながらもユーモアを失わないスティーヴンを体現したエディは、本作の演技で第87回アカデミー賞主演男優賞に輝いている。
『博士と彼女のセオリー』のブルーレイには、「タイプするジェーン」のほか、スティーヴンとエリザベス女王の対面をコミカルに描いた「女王との謁見」などの未公開シーン、そして各キャスト・スタッフ、スティーヴンとジェーン本人のインタビューやメイキングをまとめた「ホーキング夫婦を演じるまで」という全部で約18分の特典映像が収録されている。（編集部・市川遥）
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