究極の壁ドンとは?山崎賢人を超えるための猛特訓!
映画『ヒロイン失格』でヒロイン役を務めた桐谷美玲と、大胆かつユニークな「壁ドン」スタイルを見せている学校一のモテ男役の坂口健太郎が、同じく共演している元祖・壁ドン王子こと山崎賢人に「壁ドンのやり方」を相談していたと語った。
劇中では三角関係の三人。桐谷演じるはとりは、幼なじみの利太を好き過ぎて、学校一のイケメン、弘光の存在すら、目に入らない。そんなはとりに弘光が逆に興味を抱き、猛アタック、ついに壁ドン……という展開だ。
実は壁ドン未経験だった弘光役の坂口。事前に、役柄上はライバルの利太役・山崎に「どうやったらいいのか」と相談したという。仕上がりを見た山崎は、「いい壁ドンでした」と好評価。桐谷によれば、「現場では、監督が『本物(山崎のこと)がいるから、超えるには数で稼ぐしかない』とずっと言っていました」とのことで、劇中ではなんと6回もの壁ドンを披露している。これにはさすがの山崎も「僕もあんなにやっていない。坂口くんの方がずっと回数をこなしています(笑)」と「壁ドン王子」の座を譲らんばかりの口ぶりだ。
そんな史上最多の壁ドンのほか、すさまじい変顔や丸刈り頭など、桐谷の体を張った演技も公開前から大きな話題になっている。中でも、桐谷自身のお気に入りはメンチを切った顔。これには山崎も「メンチ切っている表情がかわいくて、面白くて、大好き」と賛同。一方、坂口は「廊下で携帯を拾ってくれた男子に『誰?』って、突っ掛かっていくところはむっちゃ笑った」と別の必見顔を推薦。
また、男子二人は現場で見た彼女の丸刈り頭に驚きを隠せなかったようで、桐谷いわく、「丸刈りになったときは二人ともすごく反応していたよね。『やっべ~』って、びっくりしたり、『何、これ? どうなってんの? 触っていいの?』ってすごい興味津々って感じでした」。
桐谷のこれ以上はないであろう、究極のコメディエンヌっぷりは必見。笑って笑って、最後にキュンとなるラブコメディーの本作で、王道ではない、ニュータイプのヒロイン、そして新たな形に進化を遂げたニュータイプの壁ドンに注目だ。(取材・文:高山亜紀)
映画『ヒロイン失格』は公開中