LiLiCo、北村一輝が好きすぎて下心のみで出演OK
俳優の北村一輝とタレントのLiLiCoが、17日に都内で行われた癒やし系動物時代劇『猫侍』の劇場版第2弾『猫侍 南の島へ行く』の完成披露イベントに出席。トークコーナーでは、LiLiCoが北村への愛をさく裂させる一幕があった。
本作は、“まだら鬼” の異名を持つコワモテの剣豪・斑目久太郎(北村)と、白猫の玉之丞(あなご)とのツンデレな関係を笑いと涙とアクション満載で描いた異色の時代劇。今回は海を漂流し、南の島で謎の黒人部族に捕まり、海賊まで襲来する命懸けの状況の中、久太郎が玉之丞を懐に抱え、再び華麗な剣さばきを披露。さらに玉之丞と黒猫ジャック(ヤムヤム)のキュートな恋物語も描かれる。この日、本シリーズのスター猫・あなごが登場すると、会場は黄色い歓声に包まれた。
浪人役の北村と女海賊役のLiLiCo、さらには黒人部族役のキャストと渡辺武監督という奇妙なメンツを見渡しながら北村が、「すみません、これ、一応時代劇です。とんでもなくゆるい映画になりました」とあいさつすると、会場は笑いの渦に。今回、原案・脚本に参加したという北村だが、「思い入れは……全くありません。観る方がいかに楽しんでいただけるかだけを考えて作りました。『そっと、そばに置いてね』という感じですね」と満面の笑みで語った。
一方、海賊の衣装で登場したLiLiCoは、「もう北村さんが好きすぎて、下心のみで(出演を)OKしました」と話すと、北村を見つめながらいきなり「好きです」と舞台上で告白。さらに、本作の内容について、「台本の1行目が『男みたいな女が座っている』と書いてあって、これはわたしにしかできないかなと。北村さん(斑目)のことがすごく好きなんだけどうまくいかなくて、まるでプライベートと同じ。ノンフィクションだな」と自虐。それをかわいそうに思ったのか、現場で北村の方から「壁ドンはやっているよね? それ、取り入れていいかな」といわれたそうで、LiLiCoは「心の中でガッツポーズしましたね」と大はしゃぎだった。(取材:坂田正樹)
映画『猫侍 南の島へ行く』は9月5日より全国公開