『007』美しき大人のムード! 2人のボンドガールの魅力が詰まった特別映像!
ダニエル・クレイグが一流の英国スパイ、ジェームズ・ボンドを演じる『007』シリーズ最新作『007 スペクター』から、ボンドの周囲をミステリアスに彩る美しき2人のボンドガールの秘密に迫る映像が公開された。
同作でボンドガールを演じるのは、「イタリアの宝石」とも称されるモニカ・ベルッチに、『アデル、ブルーは熱い色』でカンヌ国際映画祭の最高賞にあたるパルムドールを手にしたフランスの演技派レア・セドゥ。前作『007 スカイフォール』に続いてメガホンを取るサム・メンデス監督は、今回のボンドガールについて「2人ともミステリアス」とコメント。「知的で演技に深みのある女優が必要でした」と起用の理由を語る。
史上最高齢のボンドガールとなったモニカは、公開された映像で、現在50歳とは思えない美しさを披露。自分の役柄が、「元マフィアの夫を殺された秘密を抱える未亡人」であることを明かし、彼女自身も何者かに命を狙われることになると解説。喪服姿でボンドと親密に話し込むシーンでは、『007』らしい、セクシュアルな大人のムードを漂わせている。
一方、そのモニカが「美しく才能にあふれた最高のボンドガール」と太鼓判を押すレアが演じるのは、ダニエル主演の『007』シリーズ過去2作(『007/カジノ・ロワイヤル』『007/慰めの報酬』)に登場した、ボンドに敵対する謎の組織の一員、ミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘。メンデス監督が「情熱的で複雑」と語るように、映像では、美しいドレスに身を包んだ妖艶な姿と、行動を共にするボンドと激しく言い争う姿が交互に映し出される。
その全貌は謎に包まれたままだが、メンデス監督は、彼女の役柄は「新人には任せられない」物語上の重要人物と証言。そのため「経験豊かで成熟した女性」が必要だったといい、「レアは完璧です」とコメント。美貌と実力を兼ね備えた女優たちが見せる「オトナ」な演技にも注目したい。(編集部・入倉功一)
映画『007 スペクター』は12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開