デル・トロ監督、ゲームはこりごり?
映画『パシフィック・リム』(2013)、『パンズ・ラビリンス』(2006)のギレルモ・デル・トロ監督は「二度とテレビゲームには関わらない」と発言し Shack News がこれを報じた。
デル・トロ監督はゲーム会社THQと「InSane」、人気ゲーム「メタルギア」シリーズの小島秀夫監督と「サイレントヒル」の新作に取り組んでいた。不幸にも二つのゲームプロジェクトが頓挫したことで、彼はその後のTHQの経営の悪化と小島プロダクションの事実上の解散に対して責任を感じてか「誰かの生活を脅かさないためにもゲームには決して関わらないことにした」と語った。
ゲーム産業で大きな実績を残すことができなかったデル・トロ監督は「テレビゲームのアホウドリ(嵐の前兆とされている)」と自虐し「自分がゲームをもう一作でも作ると第3次世界大戦が起こる」と付け加えた。ゲーム開発について学んだこと、それから小島監督との友好関係が生まれたことを素直に喜んだという彼だが、その代償がかなり身にこたえたようだ。(編集部・那須本康)