モーガン・フリーマンの孫娘、刺殺事件 恋人が殺人罪で起訴…悪魔払いの儀式だった?
モーガン・フリーマンの孫娘、エディナ・ハインズさんが現地時間16日、ニューヨークの路上で刺殺された事件で、エディナさんの恋人ラマー・ダヴェンポート容疑者が殺人罪で起訴された。NBC New York など複数の海外メディアが報じた。
ダヴェンポート容疑者(30)は、エディナさん(33)を殺害した疑いで第2級殺人の罪で起訴された。警察によると、ワシントンハイツにあるエディナさんの自宅アパート前の通りで、胴体部分に複数の刺し傷を負ったエディナさんが発見されたという。その後、エディナさんはハーレム病院に搬送されたものの、死亡が確認されていた。
事件の目撃者によると、エディナさんの叫び声が聞こえたときには、ダヴェンポート容疑者がエディナさんの前に立ちはだかっていたという。さらには、ダヴェンポート容疑者が悪魔払いをしているかのような、宗教的な発言をしていたとの証言も。ダヴェンポート容疑者は「イエス・キリストの名の下に、おまえを追い払ってやる、追い払ってやる」と一連の出来事の間、唱えていたそうだ。その場で拘束されたダヴェンポート容疑者は、精神鑑定のために病院へと搬送されていたとのこと。
エディナさんはモーガンの最初の妻ジャネット・アデア・ブラッドショーの孫で、モーガンにとっては義孫となる。血はつながっていないが良好な関係を築いていたようで、2005年のゴールデン・グローブ賞では一緒にレッドカーペットに登場。その親密さゆえに、モーガンはエディナさんと恋愛関係にあり、結婚も視野に入れているといううわさも報じられるようになったが2012年頃にモーガンはそれを否定していた。
モーガンはエディナさんの死について、「世界は彼女の芸術性や才能を知ることができなくなってしまいました。友人や家族は、彼女がどんな人かを知る機会に恵まれてとても幸運でした。彼女はわれわれの心、思い、祈りの中で輝き続けます。安らかに眠ってください」という声明を発表。後にも、モーガンは自身のFacebookで「わたしの孫娘エディナ・ハインズが無意味に息を引き取ったという悲劇に対して、わたしたち家族が受け取った、とてつもなく大きなサポートや愛に感謝したい。心の底から感謝します」とファンに対してもコメントを寄せた。(編集部・石神恵美子)