『スター・ウォーズ』新悪役はシスじゃない!監督が明かす
映画『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の新悪役キャラクター、カイロ・レンの正体について、J・J・エイブラムス監督がEmpire誌のインタビューなどで語った。
赤い十字のライトセーバーを持ったカイロ・レン(アダム・ドライバー)の姿が特報映像などで公開されると、ファンの間でたちまち話題に。ダース・シディアスやダース・モール、ダース・ベイダーのように、フォースを邪悪な目的に用いるシス卿の尊称である「ダース」の文字がカイロ・レンの名前には含まれていないものの、ダース・ベイダーを彷彿(ほうふつ)させるマスクを身に着け、シスが使うものと同じ赤色のライトセーバーを持っていたからだ。
そして今回、エイブラムス監督は同インタビューで、「カイロ・レンはシスではない。彼はフォースのダークサイド(暗黒面)の実力者である最高指導者スノーク(アンディ・サーキス)に仕えているんだ」と明かした。
また、Entertainment Weekly のインタビューで監督は、「レン騎士団と呼ばれるグループに加わったとき、カイロ・レンはその名を与えられたんだ。彼のマスクのデザインはダース・ベイダー風だけど、劇中でそのマスクがどこからやってきたのか、その起源を説明するよ。彼自身はそのマスクがどこから来たのかを熟知していて、それが今回のストーリーの大きな部分を占めているんだ」と語っており、新作でカイロ・レンがいかに重要な役割を担っているかがうかがえる。
カイロ・レンの名が与えられる前は一体何者であったのかなど、いまだに謎は尽きないが、全てが明らかになるのは本作の日本公開12月18日まで待つしかなさそうだ。(編集部・石神恵美子)