ケヴィン・ベーコン、舞台版「裏窓」で主演!
米俳優のケヴィン・ベーコンが、映画『裏窓』(1954)で故ジェームズ・スチュワートさんがふんした主人公ジェフを、舞台で演じることになったとDeadlineなどが報じた。
同舞台は、米コネチカット州のハートフォード・ステージで上演される。脚色は、劇作家で俳優のキース・レディンが担当し、舞台監督はトニー賞演出賞を受賞したダルコ・トレズニヤックが務める。
ハートフォード・ステージから公演がスタートしたトレズニヤックの舞台「ア・ジェントルマンズ・ガイド・トゥ・ラブ・アンド・マーダー(原題) / A Gentleman’s Guide to Love and Murder」は、その後ブロードウェイに移り、2014年にトニー賞ミュージカル作品賞を含む4冠に輝き、現在も上演が続いている。
ケヴィンがブロードウェイに最後に立ったのは、2002年の「アン・オールモスト・ホーリー・ピクチャー(原題) / An Almost Holy Picture」。今回の舞台が成功を収めれば、近いうちにブロードウェイでケヴィンを見られるかもしれない。
何十年もケヴィンと一緒に仕事をしてきたという同舞台のプロデューサーの一人、ジェイ・ラッセルは、ケヴィンがこの象徴的な役を引き受けてくれたことに興奮しているとコメント。同じくプロデューサーを務めるチャーリー・ライオンズは、「数々の受賞歴を持つケヴィンのキャリアは比類なきものです。彼は印象に残るキャラクターを創り出せる主演男優です」とケヴィンの出演を喜んでいるようだ。
プレビュー公演は、現地時間10月22日からスタート。正式な開幕は10月30日で、11月15日に千秋楽を迎える。(澤田理沙)