マット・デイモン主演『ボーン』最新作の悪役にヴァンサン・カッセル!
マット・デイモン主演で元CIAエージェントのジェイソン・ボーンの戦いを描く『ボーン』シリーズの最新作の悪役に、『美女と野獣』『イースタン・プロミス』などのヴァンサン・カッセルが決定したとVarietyが報じた。
『ボーン』シリーズでは、自身が何者なのか記憶を失ってしまったボーンが、自分を狙う暗殺者と戦いながら過去を知っていくさまが描かれ、第3作『ボーン・アルティメイタム』(2007)で完結したとされていた。それから約8年、シリーズ第2作と第3作で監督を務めたポール・グリーングラスとマットが再びタッグを組んだ本作で、ヴァンサンは、これまでのシリーズでクライヴ・オーウェン、カール・アーバン、エドガー・ラミレスらが演じてきたような、ボーンを追う暗殺者にふんするという。
夏の終わりには撮影を開始する予定とのこと。全米公開は2016年7月29日を予定している。同作の脚本はグリーングラス監督とクリストファー・ラウズが担当。製作には『ジュラシック・ワールド』などのフランク・マーシャルが参加している。また、シリーズ3作にわたってCIA局員のニッキー・パーソンズを演じてきたジュリア・スタイルズの出演が明かされているほか、名優トミー・リー・ジョーンズがCIAの高官役に決定している。(編集部・井本早紀)