夜空の下で『銀河鉄道の夜』を鑑賞!東京国立博物館で野外上映
杉井ギサブロー監督が宮沢賢治の名作をアニメ化した映画『銀河鉄道の夜』(1985)が、10月2日~3日に東京国立博物館の本館前で野外上映されることが明らかになった。7日、東京国立博物館が発表した。
昨年実施された第1回では2日間で8,600人が来場する大盛況ぶりだった同企画。今回は、宮沢賢治の名作をますむらひろしが手掛けた猫のキャラクターで長編アニメーション化した『銀河鉄道の夜』が、東京国立博物館本館前で野外上映される。(雨天時は先着380人。平成館大講堂で開催)。事前申し込みは不要で、当日会場に行けば上映会に参加することができる。
『銀河鉄道の夜』は、病気の母と共に帰らない父を待つジョバンニが、星祭りの夜に空を見上げていると現れた“銀河鉄道”に乗り、先に乗車していた親友のカンパネルラと一緒に銀河を旅する姿を描いたファンタジー。宮沢賢治は東京国立博物館に足しげく通っていたことが手紙などに残されており、縁のある地での野外上映で、本作の雰囲気をより味わうことができる貴重な機会となっている。(編集部・吉田唯)
映画『銀河鉄道の夜』は10月2日~3日19時より東京国立博物館で上映
料金:無料 ※ただし当日の入館料(一般620円、大学生410円)は必要。70歳以上、高校生以下、キャンパスメンバーズ加入校の学生は無料