ルパンの仕業?ウォーホルの作品が偽物にすり替えられる 被害総額約4,200万円
アンディ・ウォーホルの作品「有名な10人のユダヤ人」などが偽物にすり替えられるという盗難事件が発生した。TMZ.comが報じている。
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被害者は、1980年代からウォーホルのシルクスクリーン作品を集めていたという家族。同家族は経営している映画編集会社に作品を飾っていたといい、家族の一人が数か月前に作品にたゆみを発見し、再度張り直すために専門家の元を訪れたことで事件が発覚。彼らが所持していた「ハクトウワシ」を含めた9つの作品が、偽物にすり替えられていたとのこと。被害総額は35万ドル(約4,200万円・1ドル100円計算)にも上るという。
警察は盗まれた作品のうち1点を、ロサンゼルスにあるボナムスのオークションハウスで発見。出品者を洗い出すために同オークションハウスの捜査令状を先月得たとのことだが、犯人逮捕に結びつく証拠が発見されたかについては明らかにされていない。まるで怪盗ルパンや「名探偵コナン」の怪盗キッドなどの映画やドラマなどに登場する怪盗を思わせるような犯人の鮮やかな手口。犯人の正体に関心が寄せられている。(編集部・井本早紀)