『マッドマックス』火噴きギター轟音ワゴンの秘密!スピーカー64台使用!
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場した轟音(ごうおん)ドラムワゴンは、前部に64台のスピーカー、後部には4台以上のドラムが空調用ダクトに埋め込んで載せられているなど、規格外の仕様であることが明らかになった。ジョージ・ミラー監督らがColliderのインタビューで同作の裏話を披露している。
【写真】他にもこんなにカッコいい車たちが! 映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
主人公マックスの敵、イモータン・ジョー率いる武装集団の車「DOOF WAGON」は、火を噴くギターを演奏する男を前部につるし、後部には4台以上のドラムを搭載。劇中では巨大スピーカーから爆音を響かせ、自軍をあおる。同ワゴンについてミラー監督は、「火を噴くギターのために、巨大なスピーカーが必要だったんだ」とコメント。制作者は、「64台のスピーカーを積んだよ。ロケット発射用のトラックにね」とさらりと明かし、後部に載せられている巨大ドラムについては「改造した空調用ダクトを載せて、それぞれにドラムを設置したんだ」と語った。
今月初めに国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞のグランプリに輝くなど、批評家からも高評価を得ている本作。続編『マッドマックス:ザ・ウェイストランド(原題) / Mad Max: The Wasteland』の製作も報じられており、主演のトム・ハーディはマックス役で同作を含め、あと3作に出演する予定になっている。しかし女戦士フュリオサ役で人気を博したシャーリーズ・セロンは、「『ウェイストランド』って何? 何も聞いていないけど」と続編に出演する契約を結んでいないことを USA TODAY に明かした。また、フュリオサのスピンオフ映画を、米ワーナー・ブラザースが検討中だとDeadlineが先月伝えている。(編集部・高橋典子)