『デッドプール』続編計画、水面下で進行中
マーベルコミックスの破天荒ヒーローを実写化した映画『デッドプール』の続編計画が、水面下で進行しているようだ。同作のプロデューサーを務めているサイモン・キンバーグがColliderに明かしている。
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デッドプールは、人体改造により人並み外れた治癒能力と不死身の体を持つようになった、お金次第で敵にも味方にもなるアンチヒーロー。口が達者で常にジョークを飛ばし、原作コミックスでは、“第四の壁”(フィクションと現実との境界)を突破して読者に語り掛けてくるというぶっ飛んだキャラクターで人気を博している。映画は、全米公開を2016年2月12日、日本公開を2016年に予定しており、『グリーン・ランタン』などのライアン・レイノルズが同キャラクターを演じている。
キンバーグは、「われわれは確かに続編について話し合っています。映画の制作時から続編の話をしていますよ。シリーズ化できる素材はたくさんありますしね」とコメント。さらに『デッドプール』をマーベルと共同製作している20世紀フォックスからも好感触を得ているといい、続編制作の発表ができることを願っていると語っている。しかし現状ではまだ、制作決定には至っていないようだ。
また以前、監督が続編で登場させたいと話していた、デッドプールの相棒役で人気のキャラクター、ケーブルについては、「僕らが話している続編の構想は、本当に初期の段階での話だから。彼が登場するかどうかはまだ言えないな」と述べつつも、「彼は重要なキャラクターだからきっと登場するだろうね」と次回作に出演することをにおわせている。(編集部・井本早紀)