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視覚以外を失った探偵…松坂桃李×堤幸彦で人気小説が実写化

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濱田岳のドレッドヘアも必見 - 金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画テレビドラマ「視覚探偵 日暮旅人」
濱田岳のドレッドヘアも必見 - 金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画テレビドラマ「視覚探偵 日暮旅人」

 五感のうち、聴覚、嗅覚、味覚、触覚を失い、残された視覚だけを頼りに探偵業を営む男性を主人公とした小説「探偵・日暮旅人」シリーズが、主演・松坂桃李、演出・堤幸彦で実写ドラマ化されることが明らかになった。16日、日本テレビが発表した。

「探偵・日暮旅人」フォトギャラリー

 原作は、累計発行部数40万部を超え、コミカライズもされた山口幸三郎の人気シリーズ。主人公の日暮旅人は、幼いころの誘拐事件をきっかけに視覚以外の五感を失ったものの、彼の視覚は音や匂い、感情など人には見えないモノが見えるという異常な発達を遂げていた。旅人は目を酷使すると失明するというリスクを抱えながらも、その能力を生かして事件を解決に導いていく。

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 ドラマでは松坂が旅人を演じるほか、お人よしの旅人が失明しないように彼の仕事量を調節するチンピラ風の相棒・雪路役で濱田岳が、事件を通じて旅人の人柄に惹(ひ)かれていく保育士の陽子役で多部未華子が出演。また血のつながりはないが旅人と一緒に暮らし、彼を実の親以上に慕う6歳の少女・灯衣には、ドラマ「マッサン」でエマの幼少期を演じた住田萌乃がふんする。

日暮旅人
「探偵・日暮旅人の探し物」著/山口幸三郎 イラスト/煙楽 メディアワークス文庫(KADOKAWA刊)

 松坂は今回の役づくりを振り返り、「最初はどういう風に演じたらいいのかわからなかった」とコメント。監督のアイデアで手や足が視野に入ったときに、一目でわかるようにと爪にマニキュアを塗ってみるなど試行錯誤を重ねたという。また「父親役を演じたことについては、撮影を終えてみて、すごく大きな経験をしたと思います。灯衣という娘の存在が僕をパパにしてくれて」と父親役への挑戦も自身の糧になったそう。「堤監督のユニークさ、“堤マジック”がさく裂している作品になっている」と自信を見せている。

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 一方、堤監督はドラマについて「ベースに流れている<過去の出来事>は暗い影を落としつつも、しかし現代で最も必要な<家族愛>を本当の家族じゃない人々が表現する。魅力的な設定です」と説明。続けて「久々の日本テレビでのドラマ演出! 16年ぶり! そりゃ気合いも入りますよ。持てるノウハウを全力で注ぎこもう! なんて決意していましたが、原作と脚本を手にとって『あ、イケる』と。肩に力入れすぎないように、むしろ楽しもう! と」と意気込みを明かしている。(編集部・井本早紀)

金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「視覚探偵 日暮旅人」は日本テレビ系で今秋放送

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