『Mr.ダマー』監督、第3弾製作を約束!
映画『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』ジャパンプレミア舞台あいさつが19日、現在開催中の「第8回したまちコメディ映画祭in台東」内にて行われ、ボビー・ファレリー監督がティーチインを行った。
本作は、大ヒットしたジム・キャリー主演のコメディー映画『ジム・キャリーはMr.ダマー』の約20年ぶりとなる続編。ジム・キャリーやジェフ・ダニエルズなどが引き続き出演するほか、ボビー&ピーター・ファレリー兄弟も前作同様にメガホンを取っている。
ボビー監督は愛娘のアンナさんとレッドカーペットを歩くと、「招待してくれてありがとう。(第1回したまちコメディ映画祭参加以来)また戻ってこられてうれしいよ」と笑顔を見せる。途中「ボビー、君は僕のお母さんです」というプラカードが掲げられていたことに触れ、「ビックリしましたね」と日本のファンからの熱烈な歓迎に感無量の表情を浮かべていた。
約20年ぶりの続編について、「(ファレリー兄弟とジム&ジェフの)4人のスケジュールがなかなか合わなかったんだよ」と理由を語ると、「ジムから電話で、また続編をやりたいという話はあったんです。でもタイミングや、ハリウッドではなかなかコメディーにお金を出さないから、資金集めなどに時間がかかったんです」と現状の映画製作を取り巻く環境について心情を吐露した。
そんな中、完成した続編は大爆笑に次ぐ大爆笑。笑いのパワーは「バカMAX!」というタイトルにふさわしい。ファレリー監督は「生存している俳優の中で、ジムとジェフの共演は最高のキャスティング。コメディー俳優なくしてはコメディーは作れません」と偉大なる二人の俳優に敬意を表した。そして「ハートのある映画の中に、ユーモアやジョークをまぶし、心にしみる映画を作ることを心掛けています。二人の友情に注目してください」と見どころを語るとともに、「また続編を作ってこの映画祭に戻ってきます」と力強く宣言した。(磯部正和)
「第8回したまちコメディ映画祭in台東」は22日まで上野・浅草で開催中
映画『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』は11月20日より全国順次公開