かわいいクマから哀川翔の声…新ドラマで編みぐるみ役
かわいらしいクマの編みぐるみが、哀川翔の声でしゃべりだすというまさかの設定のテレビドラマ「テディ・ゴー!」(フジテレビ系)が10月10日からスタートする。同作で哀川は、編みぐるみに憑依(ひょうい)してしまった刑事・天野康雄を演じる。
同ドラマは「モップガール」などの作家・加藤実秋の小説「アー・ユー・テディ?」を原作に、彼氏にもフラれて精神的にボロボロの23歳のフリーター女子と、オヤジ刑事の魂が宿る編みぐるみのクマのコンビが、刑事が生前追っていた事件の真相究明に乗り出すコメディー。ヒロインのフリーター女子・山瀬和子には、「ごめんね青春!」などの森川葵がふんする。森川は連続ドラマ初主演となる。
約9年ぶりの地上波連続ドラマへのレギュラー出演作品で、外見はクマの編みぐるみという康雄役に抜てきされた哀川は、「『俺がクマか~、クマいいな~』と思いました(笑)」とノリノリ。「本人は死んでいるし、突然クマの声でしゃべりだして女の子に命ごいをするキャラクターなので、“男気”を出せるかわかりません」と笑いつつも、「本人的には事件の犯人を捜すことに一生懸命で、刑事として生きてきた証を確認したいんだと思います。果たして事件は解決するのか、楽しみにしてもらえればと思います」とアピールしている。
劇中では、和子だけに見えるという設定で康雄の体(哀川自身)も登場するとのこと。また康雄の部下のイケメン刑事・冬野唯志役で「ディア・シスター」「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」などの平岡祐太が出演する。(編集部・井本早紀)
テレビドラマ「テディ・ゴー!」はフジテレビ系で10月10日スタート 毎週土曜23時40分~24時5分放送