カート・コバーンの死の謎を追うドキュメンタリー、公開決定!
ロックバンド・ニルヴァーナのボーカルで、1994年に27歳の若さで突然の死を遂げたカート・コバーンの死因について取り上げた映画『Soaked in Bleach』の邦題が『ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン 死の真相~』に決まり、12月12日より日本で公開されることが明らかになった。
1994年4月8日、カート・コバーンがショットガンで頭を撃ち抜かれた無残な状態で発見された。彼の死は地元シアトル警察によって自殺と断定され、ロックスターの早すぎる死に世界中のファンが驚き悲しんだ。元ロサンゼルス保安官の私立探偵トム・グラントは、カートの妻であるコートニー・ラヴに対し疑念を抱き、度重なるコートニー側の妨害を受けながらも、いくつもの決定的な証明を展開するに至る……。
本作はグラントの仮説に基づき、不可解なカートの「自殺事件」から捜査資料、ニルヴァーナの初代ドラマーであるアーロン・バークハードを含めた関係者へのインタビュー、証拠音声、再現ドラマによってカート他殺説を検証するドキュメンタリードラマだ。『ネイビーシールズ』で製作総指揮を務めたベンジャミン・スタットラーが監督を務めた。
事件前後のコートニーの音声、専門家によるカートの遺書の筆跡鑑定、カートの死体とショットガンの配置、そして薬きょうの落ちていた場所、次々に明らかになる新事実。果たして事件の真相は……?(編集部・那須本康)
映画『ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン 死の真相~』は12月12日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開