初の4Kスキャニング!『悪魔のいけにえ』40年ぶりの新予告編が怖過ぎる
1975年の日本公開から40年を経て、初めてオリジナル16ミリフィルムの全フレームを4Kスキャニングしたリマスター版として劇場公開される『悪魔のいけにえ 公開40周年記念版』。その4Kスキャニングが施された本作の予告編が公開された。
『悪魔のいけにえ』はウィスコンシン州に実在した猟奇殺人犯エド・ゲインをモデルにしたとされる殺人鬼「レザーフェイス」率いる一家が、旅行中の若者たちを血祭りにあげていくさまを追ったホラー。40年前とあって劣化したマスターテープを、4Kスキャニングすることでフィルムの質感はそのままに修復。音声は新たに7.1chを追加している。
このほど公開された予告編は、昨年アメリカで制作された映像に日本語字幕を加えたもの。心臓音をBGMに、血しぶきをあげながら電動ノコギリを振り回すレザーフェイス、拉致され絶叫する美女、レザーフェイスとその家族に残虐な方法で殺されていく若者たちの断末魔の声……とトラウマになりそうな恐怖映像&音声のオンパレード。中でも、夕日を浴びながら電動ノコギリを手に舞い踊るレザーフェイスの姿は鮮烈!
10月4日には本作のキーアートのアートディレクションを手掛けたアートディレクター、ライター、デザイナー・高橋ヨシキ氏、ミュージシャン、映画評論家、小説家、画家、イラストレーター・中原昌也氏のトークショー付きイベント上映「『悪魔のいけにえ』公開40周年記念 劇場に響き渡る自動のこぎりの轟音上映会」が新宿ピカデリーで実施される。(編集部・石井百合子)
映画『悪魔のいけにえ 公開40周年記念版』は10月4日に新宿ピカデリーで1日限定上映、10月24日より渋谷HUMAXシネマ/シネ・リーブル梅田ほかにて全国順次公開