『ハリポタ』ポッター家の先祖が明らかに
映画『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングが、ハリー・ポッターのファン・サイト「ポッターモア」のリニューアルを記念し、ポッター家の歴史を発表した。
それによると、ハリーの先祖はリンフレッドという12世紀の変わり者の魔法使いまでたどれるらしい。彼のあだ名が“ポッターラー”で、これが後に“ポッター”という名字に変化したそうだ。リンフレッドは風邪や骨折の治療方法を編み出した魔法使いで、骨生え薬「スケレ・グロ」や、元気爆発薬「Pepperup Potion」などの水薬はこれが進化したものだという。
ほかにも、魔法界の高等法院の判事だった先祖が2人おり、1人は人間界の第1次世界大戦をめぐる事件にも関わっていたらしい。
また、グリンゴッツ魔法銀行のポッター家の金庫にたくさんの金貨が遺されていた理由は、ハリーの祖父フリーモント・ポッターが、どんなボサボサの髪も2滴でまとめる薬を発明したことで、財産を4倍に増やすことに成功したからだという。
ハリーの祖父フリーモントと祖母ユーフェミアは子供に恵まれず、諦めていたところにジェームズを妊娠。息子とリリー・エヴァンズの結婚を見届けたが、ドラゴン・ポックスにかかり、孫ハリーの誕生を待たずして二人とも亡くなってしまったという。(澤田理沙)