『007』は全てが本物!CGに頼らないド派手なアクションシーンの裏側!
ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンド役に挑む人気スパイ映画シリーズ最新作『007 スペクター』から、CGに頼らないド派手なアクションシーンの裏側を捉えたメイキング映像が公開された。
『007 スカイフォール』のサム・メンデス監督が再びメガホンを取り、自身の過去と向き合いながら、悪の組織スペクターを追うボンドの活躍を描く同作。レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリスが前作に続いてボンドの仲間にふんし、モニカ・ベルッチとレア・セドゥがボンドガールを熱演する。
公開されたメイキングに映し出されるのは、徹底してリアルな描写にこだわった、危険と隣合わせのアクションの裏側。オーストリアでは、曲がりくねった雪の山道を走る3台の車両の横をセスナ機が実際に低空で飛び、激しいチェイスを展開。さらにメキシコでは、同国の祝祭「死者の日」の模様を完全再現し、大爆発や建物の崩壊シーンも実際に撮影。ボンドが建物の屋上で任務に赴く場面では、屋上の縁ギリギリを歩くダニエルの姿も確認できる。
さらに、ヘリコプターがまさかの背面飛行を披露するシーンまで登場。「バレルロール」と呼ばれるこの飛行は、他のアクション映画ではほとんど披露されることがないという危険度の高い技であり、「スタント、アクション、爆発、今回もCGは使いません。究極のゴールは生のスタントでしか味わえない心の底からの興奮です」と語るメンデス監督の、アクションへのこだわりが垣間見える映像になっている。(編集部・入倉功一)
映画『007 スペクター』は12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開