『セッション』が2位に上昇!『ワイルド・スピード』最新作は4週連続首位
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9月28日付のTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは、映画『セッション』が先週からワンランクアップの2位にランクインし、4週連続で首位を獲得した『ワイルド・スピード SKY MISSION』に迫った。
アカデミー賞で助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズの怪演が光る『セッション』は、『グランドピアノ 狙われた黒鍵』の脚本を務めたデイミアン・チャゼルが監督・脚本。製作総指揮にあたった『JUNO/ジュノ』のジェイソン・ライトマン監督は脚本にほれ込み、まずは同じ物語で短編映画を作り、才能をアピールすることをチャゼル監督に提案したのだという。その結果、見事に2013年のサンダンス映画祭で審査員賞を受賞したチャゼル監督は長編映画化への道を開き、本作が誕生した。
3位は2016年に続編の公開が決定している『映画 暗殺教室』。4位のdTVオリジナルドラマ「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」は、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』が9月19日から公開されたこともあってレンタル人気を維持している。
先週の初登場9位から8位にランクアップした『チャッピー』は、『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督の新作。ロボット警官が治安の維持にあたる南アフリカのヨハネスブルクでロボット警官の製造会社に勤める科学者(デヴ・パテル)は、ロボットへの人工知能搭載を社長に進言するが、その危険性から却下されてしまう。彼は廃棄処分予定のロボットをこっそり持ち出し、人工知能のインストールを試みるも、搬送中にストリートギャングにロボット共々誘拐されてしまう。そして、チャッピーと名付けられたロボットは、ギャングと奇妙な共同生活を始めるのだが……。
9位は先週の14位から急上昇した『Zアイランド』。哀川翔の芸能生活30周年記念作として品川ヒロシが監督した作品で、静かな離島を訪れたヤクザたちが不死身の怪物Zへと姿を変えた島民たちと死闘を繰り広げるという異色のアクション映画だ。
ランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)
1位『ワイルド・スピード SKY MISSION』(1位)
2位『セッション』(3位)
3位『映画 暗殺教室』(2位)
4位「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」(5位)
5位『シンデレラ』(4位)
6位『ストロボ・エッジ』(6位)
7位『フォーカス』(7位)
8位『チャッピー』(9位)
9位『Zアイランド』(14位)
10位『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(10位)
今週は、10月2日に『新宿スワン』『メイズ・ランナー』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』がレンタル開始となる。これらの順位と共に、『ワイルド・スピード』が5週連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)