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アカデミー賞女優ヘレン・ミレン来日決定!『REDリターンズ』以来約2年ぶり2度目

第28回東京国際映画祭

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“オーストリアのモナリザ”と称されるクリムトの名画「黄金のアデーレ」を背にするマリア(ヘレン・ミレン)
“オーストリアのモナリザ”と称されるクリムトの名画「黄金のアデーレ」を背にするマリア(ヘレン・ミレン) - (C) THE WEINSTEIN COMPANY / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD) LIMITED 2015

 『クィーン』(2006)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンが10月22日から開催される第28回東京国際映画祭にあわせて、映画のプロモーションとしては『REDリターンズ』以来約2年ぶり2度目の来日をすることが明らかになった。ヘレンは主演を務める『黄金のアデーレ 名画の帰還』の舞台あいさつに登壇するため、メガホンを取ったサイモン・カーティス監督と共に日本を訪れる。

【写真】映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』より

 本作でヘレンは、叔母の肖像画であるクリムトの名画「黄金のアデーレ」を取り戻すため、オーストリア政府を訴えた実在の女性マリア・アルトマンを演じている。勤勉家のヘレンは役づくりにあたりマリアの大量の供述録のほか、本作のテーマの一つでもあるユダヤ人迫害についての書物にも可能な限り目を通したといい、今回の出演で「世界ユダヤ人会議」(World Jewish Congress)から特別名誉賞を受賞している。

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 また、ヘレンは親日家としても知られ、前回の来日の際には当時流行していたドラマ「半沢直樹」の決めゼリフである「倍返し」を日本語で披露。今回の来日でもヘレンの惜しみないファンサービスに期待したい。(編集部・小山美咲)

映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』は11月27日より全国公開

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