『キングスマン』マシュー・ヴォーン監督、新たなスパイ映画を製作へ!
英国紳士スパイアクション映画『キングスマン』が日本でも今月に公開され、話題となっているマシュー・ヴォーン監督が、新たなスパイ映画を小説「I Am Pilgrim」に基づいて製作すると The Hollywood Reporter が報じた。
原作となる「I Am Pilgrim」は、『マッドマックス2』『フロム・ヘル』の脚本を担当したこともある作家、テリー・ヘイズによって執筆され、かつてピルグリムというコードネームでスパイ活動をしていた主人公が執筆した法医学の本を参考にして、完全犯罪となる殺人を犯した者が現れたことで、主人公がその事件に関わっていくようになるというスリラーだ。
同サイトによると、ヴォーン監督はMGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)の下で、本作の監督兼プロデューサーを務めるという。2016年には製作が開始される予定とのこと。
MGMの社長であるジョナサン・グリックマンは、「マシューのような申し分のない監督が、『I Am Pilgrim』を映画化することにとても興奮しています。彼の感性は、テリー・ヘイズの信じられない物語と相まって、世界中の観客にこの映画を届けるべく、理想的なチームをもたらしてくれました」と語った。
世界中で好評を博し、日本でも大ヒットしている『キングスマン』の続編もすでに製作が決定している。本作と『キングスマン』続編のどちらが先に製作されるのかなどの詳細は、明らかになっていない。(編集部・石神恵美子)