SCANDAL、ツアー密着のドキュメンタリー映画公開で「丸裸にされた」
2015年に行われたガールズバンド、SCANDALの世界9か国を巡る初単独ワールドツアーに迫るドキュメンタリー映画『SCANDAL "Documentary film「HELLO WORLD」"』のマスコミ向け試写会が4日、都内で行われ、同バンドのメンバーであるHARUNA、MAMI、TOMOMI、RINAの4人が出席した。
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2008年に「DOLL」でメジャーデビューを果たし、「少女S」「ハルカ」などのヒット曲で日本での成功をつかんだSCANDAL。本作はそんな彼女らのフランス、イギリス、ドイツ、シンガポール、香港をはじめとした単独ワールドツアーに密着。メンバーの素顔を生き生きと映し出す。
TOMOMIは試写前に壇上に上がると「丸裸にされたような気分。ドキドキしています」とコメント。HARUNAも「これまでも海外ツアーはあったんですけど、ワールドツアーと称したのは始めて。次に繋がるすごくいいツアーになったと思います」とツアーを振り返り、本作について「メンバーそれぞれ違うキャラクターの部分、空気感などもすごく鮮明に一本の映画になっています。そういう部分も楽しんで欲しい」としみじみ。
RINAによれば「自分たちがデビューした時からずっととってくれている撮影チームにお願いして、一緒に海外を回ってきた」といい、「ホテルの中まで追いかけてきてくれて、お風呂とかトイレ以外のわたしたちを全部撮ってくれた。これぞ密着だって思った」とにっこり。ツアーでは「どこも楽しかったんですけど、メキシコがすごく印象的だった」とも話し、「オーディエンスの反応がまた違っていて、サッカー観戦をするような感覚で応援してくれた」と嬉しそうな表情。
そのメキシコ公演で誕生日を迎えたというMAMIもメキシコで祝ってもらえたというバースデーを楽しげに振り返りつつ、「メキシコは2千人以上お客さんが来てくれた。すごく貴重な体験でした」とツアーを振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)
『SCANDAL "Documentary film「HELLO WORLD」"』は10月17日より期間限定全国公開