元妻VS.子供…名優R・ウィリアムズさんの遺産めぐる裁判に決着
昨年8月に亡くなった名優ロビン・ウィリアムズさんの遺産をめぐる元妻と子供たちの法廷争いに終止符が打たれた。TMZ.comやPeople.comが報じている。
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裁判のきっかけは、ロビンさんの3人目の妻スーザン・シュナイダーさんが生活を生涯保護する費用をロビンさんが負担するという婚前契約を持ち出し、家の維持費や生活費、結婚後の遺品を求めて昨年12月に訴訟したこと。これに対して、1番目の妻バレリー・ベラーディさんの息子ザッカリーさん、2番目の妻マーシャ・ガーセス・ウィリアムズさんの娘ゼルダさんと息子コーディーさんは、今年1月に文書で「心外だ」と反論し、遺産はロビンさんが望んでいた形になるように慎重に計画を立てたと申し立てていた。ロビンさんの不動産資産は、推定1億ドル(約120億円・1ドル120円計算)以上だともいわれている。
和解条件は秘匿とされているが、スーザンさんは新婚旅行時に購入したバイクやロビンさんがいつも身に着けていた時計、家の維持費等を得たという声明を弁護士が出したとPeople.comは伝えている。一方の子供たちは、50台のバイクや85本の腕時計のほかオスカー像などの所有権を得たとされている。
同メディアにスーザンさんは「夫の願いが尊重されたと知り、穏やかに暮らすことができます」とコメント。子供たちも今回の裁判で思い出の品の所有権を得たことで安心したと語っているという。(編集部・井本早紀)