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多部未華子、20歳に若返った73歳の毒舌おばあちゃんに!大ヒットコメディー日本版『あやしい彼女』主演

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多部未華子と倍賞美津子が20歳&73歳の同一人物に!
多部未華子と倍賞美津子が20歳&73歳の同一人物に! - (C)2016「あやカノ」製作委員会 (C)2014 CJ E&M CORPORATION

 女優の多部未華子が、73歳の老女がある日20歳に若返って再び青春時代をやり直すさまを描く『あやしい彼女』(来年4月1日公開)で主演を務め、中身は73歳の毒舌なおばあちゃんだが、見た目は20歳の主人公・大鳥節子を演じることが明らかになった。73歳時の主人公・カツ役を務める女優の倍賞美津子が演技するシーンの撮影にも参加し、動きだけでなく内面も含めて同一人物に見えるよう役づくりに励んでいる。

【写真】同一人物を演じる多部未華子&倍賞美津子

 韓国で『怪しい彼女』として公開され、中国でも『20歳よ、もう一度』としてリメイクされ大ヒットを記録したアジア最強コメディーの日本版リメイクにあたる本作は、頑固でおせっかいな73歳のカツが、ある写真館で写真を撮ったことをきっかけに20歳に若返り、髪型や洋服だけでなく名前を節子に変え、思い通りに生きられなかった人生を取り戻すべく再び訪れた奇跡の青春を謳歌するさまを活写する。

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 劇中、20歳に若返って歌手になる夢を持つ主人公として1960年代のヒット曲の数々にも挑戦する多部は、「おばあちゃん……バンド……ボーカル……初めてのことがたくさんありますが、コメディなのでとにかく楽しく、愉快に、面白く演じられればいいなと思います」と初挑戦にも前向きな様子。

 一方、73歳時の主人公にふんする倍賞は、初共演の多部と同一人物を演じることについて「多部さんとは顔形は違うけれど、演技の中でふとした時のしぐさや動きの癖を合わせるだけでなく、私たちが演じる主人公の気持ちやバックグラウンドを共有できれば、繋がって、同一人物だということが伝わると思います」と自信をのぞかせた。

 メガホンを取った『舞妓 Haaaan!!!』『謝罪の王様』などの水田伸生監督は、9月末のクランクインを経て、「憧れの大女優、倍賞美津子さんの愛情キラキラ溢れる芝居に、そして多部未華子さんの可愛いくも切れ味抜群の芝居に、毎日痺れまくっています。身も心もビリビリ痺れる映画に……します、なります、きっと!」と女優陣への信頼を見せ、11月頭のクランクアップに向けて意気込みを新たにした。(編集部・吉田唯)

映画『あやしい彼女』は2016年4月1日より全国公開

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