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『メイズ・ランナー』主演俳優、インディアンの埋葬地から遺物を盗む

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トークショーで盗みを告白 - ディラン・オブライエン
トークショーで盗みを告白 - ディラン・オブライエン - J Carter Rinaldi / FilmMagic / Getty Images

 映画『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』の主演俳優ディラン・オブライエンが、撮影時にロケ場所として使われたアメリカ先住民の埋葬地から遺物を盗んだことを告白し、非難されている。

【動画】舞台は砂漠!『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』予告編

 ディランはトークショー「ライブ!ウィズ・ケリー・アンド・マイケル(原題) / Live! With Kelly and Michael」に出演した際、注意を受けていたにも関わらず、彼と他のキャストが遺物を盗んだことを明かし、その後体調を崩したのは呪いだったのかもと、反省した様子も見せていなかったと The Hollywood Reporter などが報じている。

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 ロケ地についてディランは、「今まで撮影に使われたことがない場所で、到着したときには『何も持ち去るな、場所に敬意を表するように』と、すごい注意を受けたんだ。特にごみを捨てないことと石や頭蓋骨などの遺物を持ち帰らないようにと厳しく言われた。でも、もちろんみんな持って帰ったけどね」と語った。

 このインタビューを見た19歳のファン、メーヴ・カニンガムさんはウェス・ボール監督とディラン、他のキャストにプエブロ・インディアンのコミュニティーへ謝罪するよう Petition Site でオンライン署名活動を開始している。サイトには、監督とキャストがプエブロの人々に対し無礼を働いたこと、関わった人たちは首長に謝罪し、持ち去った遺物を返却すべきだと書かれている。

 映画と原作の大ファンだというメーヴさんはディランのインタビューを見てがっかりしたとのこと。「尊敬していた人が他人の文化や人権をあんなふうに軽んじているのを見るのはとても残念でした。キャストとスタッフが謝罪をし、遺物を返却することで、この国が必要としているアメリカ先住民に対する敬意は大きく前進すると思います」とコメントしている。(澤田理沙)

映画『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』予告編 » 動画の詳細
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