キスマイ玉森裕、直筆サイン200枚に入魂…土地の方言などのコメントも
なぜ人は、スターに直筆のサインを求めるのでしょう。直筆というのは、なぜだかそこにあるだけでパワーがあります。書いた人の思いが込められるからでしょうか、独特のパワーを放っています。飲食店などでもよく壁いっぱいに有名人のサインが飾られていることがあります。そんなパワーを持った直筆サインですから、映画宣伝のツールとしても威力を発揮します。キスマイ玉森裕太主演で、人気作家・有川浩によるヒット小説を実写化した映画『レインツリーの国』のプロモーションで、思いを込めた直筆メッセージを主人公の伸を演じるKis-My-Ft2の玉森裕太と、ヒロインのひとみこと人見利香(ひとみりか)を演じる西内まりやが1枚、1枚丁寧に書き上げました……その数200枚。
スタンディーってご存じでしょうか。よく映画館で見かける、等身大の人物の形などに切り抜かれた大型の看板のような宣伝ツールです。今回二人がコメントを書き込んだのは、高さ2メートルほどある大きなスタンディー。その200枚すべてに、玉森裕太と西内まりやがサインと、その土地によっての方言、セリフ、イラスト、ご当地の名物など、映画館に来る観客、それぞれの土地に思いをはせ丁寧なメッセージを込め、手作り感満載のプロモーションツールを作り上げました。10日から全国の劇場にお目見えするとのこと。
映画『レインツリーの国』は、主人公の向坂伸行(玉森裕太)が「レインツリーの国」というブログに共感し、西内演じるブログの管理人のひとみにメールを送ったところから物語は始まります。伸行は、まだ見ぬひとみに次第に惹かれていきますが、ひとみには、ある秘密があり、決して伸行に会おうとしないという切ないラブストーリーです。有川浩の大ヒット作が原作で、累計88万部(配給会社資料より)を超える同名のロングセラー恋愛小説を実写映画化したもので、11月21日に全国の劇場で公開されます。(編集部:下村麻美)