ディカプリオ、フォルクスワーゲン不正問題を映画化
レオナルド・ディカプリオがフォルクスワーゲン不正問題を早くも映画化することが明らかになった。The Hollywood Reporter などが報じた。
フォルクスワーゲンの一部クリーンディーゼル車が実際には基準値を40倍上回る排ガスを出しながらも、違法なソフトウエアを使用してEPA(米環境保護局)の排ガス検査をクリアしてきたことが発覚し、同社のCEOが辞任するなど大スキャンダルとなっているこの問題。ディカプリオの製作会社アッピアンウェイと米パラマウントは、同問題を扱ったタイトル未定の本(ジャック・ユーイング著)の映画化権を獲得したという。
同書では、どのように「より多く、より速く、より良く」というフォルクスワーゲンの理念が、企業史上最も悪質で巨大な不正の一つにつながったのかがひもとかれるとのこと。ハリウッドスターの中でもひときわ自然環境保護への関心が高く、かつてトヨタのハイブリッドカー・プリウスをいち早く購入したことでも知られるディカプリオにぴったりの題材といえるだろう。(編集部・市川遥)