『それでも夜は明ける』の脚本家ジョン・リドリーがL.A暴動を描いた映画を監督!
映画『それでも夜は明ける』でアカデミー賞脚色賞を受賞したジョン・リドリーが、1992年に起きたロサンゼルス暴動を描いたタイトル未定の新作でメガホンを取ることになった。Colliderや複数のメディアが報じている。
本作は、映画『J・エドガー』『ラッシュ/プライドと友情』のブライアン・グレイザーの制作会社イマジン・エンターテインメントとブロード・グリーン・ピクチャーズが企画している作品。脚本はジョン・リドリーが執筆し、監督候補には、一時期、映画『ワイルド・スピード』シリーズなどでおなじみのジャスティン・リンが挙がっていたが、リドリーがメガホンも取ることになったようだ。
ロサンゼルス暴動は、黒人男性ロドニー・キングさんに、激しい暴行を加えた白人警察官への無罪評決がきっかけで、人種間の緊張、経済の不安定、警察への不信感などロサンゼルス市民の不満が一挙に爆発し、市民が暴動を起こし、その被害は放火などにより約50人の死者、約2,300人の負傷者、約10億ドル(約1,200億円)の損害をもたらした。(1ドル120円計算)
リドリーが1990年代に最も話題となった事件の一つ、ロサンゼルスの暴動をどのような映画に仕上げてくるか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)