劇場版アニメ『聲の形』を京アニが制作 監督は『けいおん!』の山田尚子
大今良時の人気コミック「聲の形」の劇場版アニメを、「涼宮ハルヒの憂鬱」「中二病でも恋がしたい!」などで知られる京都アニメーションが制作することが発表された。監督は『映画 「けいおん!」』『たまこラブストーリー』を手掛けた山田尚子が担当する。
週刊少年マガジンで連載された原作の「聲の形」は、聴覚障害を持つ硝子(しょうこ)と過去に彼女をいじめていた将也(しょうや)の交流と彼らを取り巻くいじめを描いた作品。手塚治虫文化賞新生賞、コミックナタリー大賞、「このマンガがすごい!2015」オトコ編第1位ほか、数々の賞を受賞した。
山田監督は「明日に続く希望の兆しをこの作品で将也たちと一緒に探っていきたいと思っています」と意気込みを語った。また原作者の大今は「漫画では自分の家族や友人などの身近な人や、全く身近でない人をお話にしましたが、アニメでは皆さんが自分のお話だと思えるような作品になると思います」と期待を寄せた。(編集部・那須本康)