三池崇史監督、日本人初の快挙!メキシコの映画祭で最優秀監督賞に輝く
第6回オアハカ映画祭の外国長編部門に招待されていた、三池崇史監督の最新作『極道大戦争』が、全部門100作品の中から最優秀監督賞を受賞したことが明らかになった。
オアハカ映画祭は、2010年にメキシコ・オアハカシティで始まった映画祭で、今年で6回目を迎えた。今では、世界各国から100作品以上を上映する世界映画祭へと成長している。なお、外国長編映画部門でアジア人が受賞すること自体がめずらしく、三池監督の受賞は日本人として記念すべき初の快挙となった。
現在、シッチェス国際映画祭に参加するためにスペイン入りしている三池監督は、受賞を聞いて「メキシコはすごい国ですね」と興奮しつつ、「ハラペーニョの缶詰を丸ごと食べたような衝撃と喜び! オアハカ映画祭関係者の皆様と『極道大戦争』を見てくれたお客様、そしてここにお祭りの皆様に心より感謝します。映画万歳!」と喜びのコメントを送った。
本作は、『ROOKIES』シリーズなどの市原隼人を主演に迎え、不死身のヤクザの正体が実はヴァンパイアで、彼に憧れて極道の道に進んだ主人公・亜喜良(市原)が遭遇する思いも寄らない体験を活写したアクション。これまでに、カンヌ国際映画祭、トロント国際映画祭を含む全世界15もの映画祭に招待されている。(編集部・石神恵美子)
映画『極道大戦争』のブルーレイ&DVDは11月3日より発売