TOKIO長瀬智也、イケメンの偏屈天才医師役に挑戦!「フラジャイル」実写化で主演
TOKIOの長瀬智也が、フジテレビ系連続ドラマ「フラジャイル」(2016年1月13日スタート)で、主演を務めることが明らかになった。患者の命と医療の正義のためならば、相手が誰であろうと衝突をいとわない個性的な天才医師役に挑戦。「自分なりの個性で主人公の個性をひもといて、いい意味での偏屈さを出しながらつくっていければ、と思っています」と意気込みを語っている。
本作は、現在「アフタヌーン」(講談社)で連載中の、原作・草水敏、作画・恵三朗による同名漫画が原作。病気の原因と発生の仕組みを解明し、診断を科学的に確定させる病理医・岸京一郎(長瀬)が、患者の命を救うため、周囲との軋轢をものともせずに戦う姿を描く。
長瀬ふんする岸は、イケメンだが偏屈な性格が玉にキズ。歯に衣着せぬ物言いで敵ばかり作ってしまうが、その根底には、自らの名誉は一切求めず、医療の正義と患者の命を求めるブレない思いがあり、周囲の医師たちからは「強烈な変人だが、極めて優秀」と評されている個性的なキャラクターだ。
フジテレビ系ドラマの主演を務めるのは、2003年に放送された「ムコ殿2003」以来、実に13年ぶりとなる長瀬。「あらためて言われると、時間が立つのは早いな、と感じます」と振り返ると、強烈な岸のキャラクターについて、「大好きで、魅力的に映ります。自分がそういう風に感じているところを、ドラマを見てくださる方にも同じように感じてもらえたらうれしいです」とコメント。病理医という聞きなれない専門医を演じるにあたって、「表面よりもう一つ奥にあるものを捉えることができれば、この役をすごく楽しく演じられるのではないか、そして、このドラマにとって良い方向につながるのではないか、と思います」と真摯(しんし)に語っている。
長瀬が医師役に挑むのは、2001年にTBS系で放送された「ハンドク!!!」にて、元ギャングの情熱的な研修医を演じて以来。命を救うという情熱以外はまるで正反対なキャラクターをどのように演じるのか注目したいところ。原作の草水は「偏屈で自己中心的な変人医師・岸先生を、どう魅力的に演じてくださるのか、楽しみにしています!」と語り、作画の恵も「長瀬智也さん主演でドラマ化とお話をいただいた瞬間から“嬉うれしい! 早く見たい!”とワクワクが止まりません」と期待を寄せている。(編集部・入倉功一)
フジテレビ系連続ドラマ「フラジャイル」は2016年1月13日スタート(毎週水曜午後10時~)